加工者の時の経験を活かして、みんなを引っ張っていく私は、原料の数量や産地確認、資材の準備・片付け、加工者のフォローと各班の作業振り分けや指示をしています。サブチーフになったころは、自分さえよければいいという考えがまだありました。しかしそれでは駄目だなと思い、「私はこうしたいけどみんなどう思う？」と聞いて、話し合うようになりました。職場では私より年上の方々が多いので、若いから適当なんじゃないかと思われることもありますが、班の方の相談にのったり、過去の経験を共有したり、若さと明るさで班の皆さんやリーダーを引っ張っていきたいです。そして、どこかで私の頑張りを班の方が見ていてくれればうれしいです。

尊敬できる人との出会い私がベルクを続けられている理由の一つに、尊敬できるチーフとの出会いがあります。チーフとは私がリーダーになった時からの付き合いです。私は自分の意見を言わないと気が済まないタイプなので、意見がぶつかり合って大喧嘩もしたこともあるんですよ。でも、冷静になって改めて考えた時に、チーフの意見が理解できました。私のためにここまで向き合って指摘してくれた人は初めてだったので、この人についていきたいと思いました。チーフとは、プライベートでも交流があります。地区のバレーの練習日が一緒で対戦することがあるのですが、私を狙ってアタックするのは勘弁してほしいですね（笑）チーフの存在も大きいですが、社員の皆さんも優しい方々ばかりで、失敗して落ち込んだ時は、「家に持ち帰ってもしょうがないし、その失敗を踏まえて次に進めばいいじゃないかな」と言ってもらいました。悩んでいる時は「はいはい、また言って」と言いながらも、真剣に聞いてくれて、全て受け止めてもらっていますね。色々な方に助けてもらって今があるのかなと思っています。

子どもたちの頑張っている姿をみて自分も頑張れる我が家は3人の子どもがいます。仕事と子育ての両立は、正直大変ですが、家族に協力してもらいながら頑張っています。休日は子どもの部活動や大会の送迎をしています。子どもたちが頑張っている姿を見て私も頑張ろうと思えるので、仕事も子育ても休日も楽しんでいます。仲間や先輩に恵まれている環境で、しっかり評価をしてくれる制度があるので、サブチーフという与えられた立場をチャンスに変えて、多くのことを学び、成長していきたいと思っています。