I.H
副店長
2017年入社
PROFILE
ファストフード店でのアルバイトを通して接客に自信を持っていたことから、接客業を中心に就職活動を行う。そんな中、母校の跡地にベルクがオープンしたことをきっかけに、ベルクに興味を持ち、その後、「働いている従業員も健康で幸せになろう」という企業理念に感動。「お客さまだけでなく、働く従業員のことも考えている、この企業で働いてみたい」と思い、入社した。
INTERVIEW
01
入社後、デリカ部に配属され、サブチーフ、チーフを経験したのち、8年目に副店長昇格を打診された時は、私に務まるのだろうかと、少し戸惑いました。その一方で、デリカ部のチーフとして積極的にチャレンジしてきたことが認められたのかなとも感じました。デリカ部の特徴は、節分、ひな祭り、こどもの日、クリスマスなど、年間を通してイベントの計画が多いこと。その中で責任を持って計画を立て、イベントを成功に導くために、日々売場の状況を見て計画に修正をかけながら、“売り切る”ことにチャレンジすることに楽しさを感じていました。また、上司に「チーフとして新店を手がけたい」と言い続けて、実際に経験したことも、私のチャレンジの一つ。一から売場をつくり上げる苦労を通して多くの知見を得ることができました。こうした経験から、副店長へのチャレンジもきっと自身の大きな成長につながるに違いないと思うに至りました。
INTERVIEW
02
副店長の仕事は、端的にいえば、店長のもと「人、物、金の管理」を行うこと。各部門の運営に問題はないか、残業時間は過剰でないか、売場やバックヤードの定物定位は守られているか、備品は壊れていないか、商品の品切れ状況とそれに対する各部門はアクションが起こせているか……など、店舗全体の「人、物、金」を把握し管理しています。それに加えて副店長の大事なミッションは、店長とパートタイマーさんをつなぐパイプ役となること。そのためパートタイマーさんが話しかけてくれた時は、必ず仕事の手を止めて、身体を向けて、拝聴します。そのようにパートタイマーの皆さんが話しやすい雰囲気をつくることで、店舗として把握しておくべき情報を広く深く吸い上げ、必要があれば店長に伝える。そうした日々のきめ細かいコミュニケーションが店舗全体の円滑な運営につながっていきます。
INTERVIEW
03
副店長としてやりがいを感じるのは、チーフ時代と同様、イベントが大きな問題なく無事に遂行できた時です。しかし、チーフ時代はデリカ部だけを見ていればよかったのですが、副店長となると全部門を見なければなりません。各部門の計画を把握し、都度その計画に対しての売れ数や製造の進捗状況について各部門とコミュニケーションを取りつつ、店舗全体の売上状況を見ながら、いつ値引きをするかなどの判断を的確にしていきます。そうした中で一瞬でもタイミングを誤ると、早期に品切れを起こしてしまったり、逆に過剰に製造して売れ残りが出てしまったりします。デリカ部のチーフ時代とは違ったモノの見方や判断力が試され、非常に難易度も高いですが、その分、仕事に対する手応えは大きく、無事にイベントが終わった時の喜びもひとしおです。
INTERVIEW
04
私が入社した頃は、女性管理職が少なくて、「女性はチーフまでしかなれないもの」と思っていたくらいでした。しかし、それは思い込みに過ぎませんでした。実際、私はチーフを経て、副店長になれたのですから。とはいえ、スーパーの副店長が女性というのはまだ珍しいようで、お客さまから「女性で副店長なんだね、頑張れよ!」などと言ってもらえることがあります。女性の副店長や店長が当たり前の時代をベルクからつくっていければうれしいですね。副店長に着任してまだ間もない今、私が取り組んでいるのは、とにかく経験を積むこと。その後、チャレンジしたいのは、新店の副店長を務めることです。一から店舗全体をつくり上げる経験で得られるものは自分の想像以上に大きいはずだと思っています。そして3年後の目標は、店長になることです。あとに続く女性社員の皆さんに、「こういう道もあるんだよ」と伝えていける存在になりたい。それが私の願いです。
DAILY SCHEDULE