K.T
デリカ部 スーパーバイザー
2013年入社
PROFILE
高校生から5年間ほど、ベルクの惣菜工場であるホームデリカでサラダの盛り付けや出荷準備などを行うアルバイトを経験。また、同時にガソリンスタンドで接客業のアルバイトもしており、食品製造業と接客業の2つの経験を活かすのであればスーパーマーケットのデリカ部門なのではと考える。やるのであれば、思い入れのあるベルクがよいと思い入社。デリカ部に配属となる。
INTERVIEW
01
スーパーバイザー(SV)の主なミッションは、担当する十数店舗のデリカ部の売上と荒利益を向上させること。そのために、日々店舗を巡回し、売場のチェックやオペレーションの確認などを行っています。店舗巡回時には、チーフやサブチーフはもちろんのこと、パートタイマーさんやアルバイトの方々とも積極的に話をするようにしています。「店長や上司には言いにくいことでも、SVになら言える」ということはよくありますから。そういう存在になれるよう、常に話しやすいように接点をつくっています。また、SVは本社と店舗をつなぐ架け橋としての役割もあります。例えば、当社は「標準化」に取り組んでいるため、基本的に商品製造や売り場のレイアウトは本社主導で行われます。しかし、店舗目線で見ると、商品陳列の位置を変えた方がいいといった意見などもでてきます。そういった意見や提案を本社に伝えて改善をしていくことも、重要な役割です。
INTERVIEW
02
SVに着任してから改善したいと考えていたことの一つに、在庫管理がありました。惣菜の材料の仕入れは各店舗のチーフの裁量で決めるため、足りなくならないよう冷蔵庫に材料がパンパンに入っている店舗もあれば、常に在庫が少なく、製造量を増やすことができずに販売機会を損失しているような店舗もあります。ですから、在庫管理についてどれだけ意識しているかで売上と利益に大きく影響してきます。そこで、過去のデータなどを活用し、それぞれの店舗に合った販売量を予測、それに合わせて仕入れをしていけるようにアドバイスを繰り返しました。加えて、毎週日曜日には在庫報告を徹底し、月の最後の棚卸で再度確認していくことを続けた結果、最近ではかなり適正な発注がされるようなり、無駄な在庫を削減することができました。
INTERVIEW
03
SVとして、大切にしているのは「会話によるコミュニケーション」です。まずは多くの人と会話をして、話かけてもらいやすい関係性をつくるようにしています。会話によって働いている人たちのモチベーションを上げることを念頭に、指導しなければならない点は指摘し、次回の巡回時にそれが改善されていればしっかりと評価をします。もしできていなければ、改善案が難しかったということ。なぜ、どこが、難しいのかまで突き詰めて考え、その人に寄り添って考えていくことが大事だと思っています。そして、できない理由を本人が気づくところまで持っていきたいですね。こういったメンターやコーチングは決して得意ではなかったのですが、SV着任時の研修で習うことができました。そこで得た知識を自分なりに落とし込んで、チーフやパートタイマーさんを支えるSVになりたいです。
INTERVIEW
04
入社2年目の頃、若手人材育成研修という教育制度がスタートし、その一期生としてSV・バイヤー研修を受講しました。先輩バイヤーとメーカーの商談に同席させていただいたり、先方の工場を見学させていただいたり。普段、自分たちが販売する商品の裏側を知ることができた貴重な体験でした。今はまだデリカのSVとしてもっと経験を重ねていきたいと思っていますが、研修で経験したバイヤーにも興味があります。また、標準化のためのルールづくりやマニュアルづくりをするシステム改革部で、環境づくりにも挑戦してみたいですね。そのほかにもベルクにはさまざまな部署があり、幅広い業務があります。「デリカ」を軸にしていろいろな経験をしてみたいです。そして、どんな分野でも対応できるスキルを身につけ、活躍できる人材になりたいです。
DAILY SCHEDULE