S.K
業務サポート部経営企画課・データコントロール室
データサイエンティスト
2013年入社
PROFILE
就職活動中、食に関わる企業を幅広く見ている中で、全ての食品を扱うスーパーは面白そうだと感じる。ベルクに興味を持ったのは、店舗数・売上高の伸び率が高く、利益率が業界内トップであり安定性と将来性を感じたから。その後、実際に店舗を見に行った際、売場の様子からも生産性の高さが感じられ、ここなら働きがいがあると確信し、入社を決めた。
INTERVIEW
01
入社時から本社勤務を希望。2年目に願いが叶い、グロサリー部から全社の経営管理を担う経営企画部(現・経営企画課)に異動しました。それ以来、全社の予算管理業務、決算業務、広報業務など幅広い業務に携わっています。しかし、異動当初、経営管理を行う上での知識はゼロ。学びながら実践していく中で、知識を増やしていきました。社会人になってからの方が確実に勉強する機会は増えましたね。経営企画の仕事の最も面白い点は、会社のすべての数字を見ることができることです。それらの数字を見て、今期の状況を整理し、今後の動向を予測した上で来期の経営計画を作っていきます。普通の企業では、そんな重要なミッションを2年目の若手に任せるなんて考えられないことだと思います。責任は重かったですが、その分若手のうちから全社に影響を与えられる仕事の醍醐味を味わい、その中で自身を成長させていくことができました。
INTERVIEW
02
これまでで最も苦労したのは、経営企画の仕事の一環で新たな発注システムの開発に関わった時です。新たな発注システムを開発するにあたって、業界に先駆けて需要予測(AI)を活用したのですが、試行錯誤の連続でした。例えば、1日数個しか売れない商品について数百個発注の予測を出してきたり、導入当初は店舗や本社に多くの迷惑をかけてしまいました。それでも諦めず、情報システム課(現・デジタル推進室)や各部門のコントローラー(店舗の商品発注、在庫コントロールを担当)のサポートのもと、一つひとつ地道に調整しつつ開発を進め、最終的には店舗に発注システムを定着させることができました。こうした取り組みを続けることでデータの活用が広がり、2021年には各部門に分かれていたコントローラーが一つの部署に集まり、データ分析に特化するデータコンロール室の新設につながったのだと思います。
INTERVIEW
03
データコントロール室での私の役割は、コントローラーとともに分析業務や発注システムの開発・管理を行い、店舗の売上・利益の最大化に取り組むことです。また、新任のコントローラーの分析教育も担当しています。直近のトピックスは、さらなる発注精度の向上に向けて、全店舗の社員が画面上で売上や売れ筋といったデータをすぐに確認できるような新たな分析ツールを導入したことです。これにより、発注精度の向上はもちろん、スーパーバイザーの店舗社員に対する指導の効果増大や、数値教育を通じたデータ活用文化の醸成などが期待されます。一方で、今まで数値をあまり見てこなかった社員がデータ活用に慣れるのは簡単ではなく、そのような社員に対しては啓蒙を続けていくしかありません。データ活用による変革が進む中、当社もいち早く先端技術を取り入れていかなければ、会社の成長にも社員の成長にも繋がっていかない。そう考えて業務に取り組んでいます。
INTERVIEW
04
データコントロール室はまだ新設されたばかりです。まずは組織づくりをしっかり行っていくのが目下の課題ですが、今後は、発注精度の向上だけでなく、データ活用による売場レイアウトの最適化にも取り組んでいかなくてはなりません。
入社後、10年弱経ちましたが、今振り返って実感しているのは、その間に売上高は約2.0倍に、店舗数は約1.5倍になり、社内も大きく変化してきたということです。入社当初は将来自分がどんな仕事をしているか全く想像がつきませんでしたが、経営企画の中で様々な業務を任せてもらい、今ではデータ活用に取り組むデータコントロール室の業務にまで携わることになりました。このように、ベルクは変化が早く、新しい部署やポジションもどんどん増えています。変化を楽しみ、会社と自身の成長を目指す人にとっては最適な環境ではないでしょうか。
DAILY SCHEDULE